はじめての方へ・ステップ 2 / 12
使う前に用意するもの
Laravel を始める前に、パソコンに入れておくもの(PHP・Composer・Laravel のインストーラー・Node.js)と、ターミナルの基本の使い方を説明します。
Laravel でアプリを作るには、パソコンにいくつかの道具を入れておく必要があります。料理でいえば、包丁やなべをそろえる段階です。一度そろえれば、あとは何個でもアプリを作れます。
用意するもの#
| 道具 | 何をするものか |
|---|---|
| ターミナル | 文字でコマンドを打って、パソコンに命令する画面。最初から入っている |
| PHP | Laravel を動かすプログラミング言語 |
| Composer | PHP の部品(パッケージ)を集めてくる道具。Laravel もこれで入る |
| Laravel のインストーラー | laravel new で新しいアプリを作る道具 |
| Node.js と npm | 画面の CSS や JavaScript をまとめる(ビルドする)ための道具 |
| エディタ | プログラムを書くためのアプリ |
公式ドキュメントは、PHP・Composer・Laravel のインストーラーと、Node.js と npm(または Bun という別の道具)を入れておくように書いています。
ターミナルの基本#
Laravel の作業では、ターミナルにコマンドを打つ場面がたくさんあります。最初に開き方と、よく使うコマンドを覚えましょう。
開き方#
- Mac:「アプリケーション」→「ユーティリティ」の中の「ターミナル」を開く
- Windows:スタートメニューで「PowerShell」または「ターミナル」と検索して開く
- Linux:多くの場合、Ctrl+Alt+T で開く
よく使うコマンド#
ターミナルは、いつも「どこかのフォルダの中」にいます。コマンドは、そのフォルダに対して動きます。
| コマンド | すること |
|---|---|
pwd |
いまいるフォルダの場所を表示する(Windows の PowerShell でも使える) |
ls |
いまいるフォルダの中身を表示する(PowerShell でも使える。Windows の昔からの画面では dir) |
cd フォルダ名 |
そのフォルダの中へ移動する |
cd .. |
1つ上のフォルダへ戻る |
mkdir フォルダ名 |
新しいフォルダを作る |
コマンドを打ったら Enter キーで実行します。動き続けるコマンドを止めるときは Ctrl+C を押します。
ヒント
フォルダ名の途中まで打って Tab キーを押すと、残りを自動で補ってくれます。打ちまちがいが減ります。
PHP と Composer と Laravel のインストーラーを入れる#
まだ PHP と Composer が入っていないなら、公式ドキュメントが案内している php.new のコマンドを使うと、3つをまとめて入れられます。使っているパソコンに合わせて、1つだけ実行してください。
Mac#
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://php.new/install/mac/8.5)"
Windows(PowerShell)#
PowerShell を「管理者として実行」で開いてから、次を実行します。
Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://php.new/install/windows/8.5'))
Linux#
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://php.new/install/linux/8.5)"
実行が終わったら、ターミナルをいったん閉じて、開き直します。開き直さないと、新しく入れたコマンドが見つからないことがあります。あとで PHP・Composer・インストーラーを新しくしたいときも、同じコマンドをもう一度実行します。
すでに PHP と Composer が入っているなら、Laravel のインストーラーだけを Composer で入れます。
composer global require laravel/installer
入ったかを確かめる#
次の3つを1つずつ実行して、版の番号が表示されれば入っています。
php -v
composer -V
laravel --version
Node.js と npm を入れる#
Node.js の公式サイト(nodejs.org)から、使っているパソコン用のものを入れます。npm は Node.js といっしょに入ります。入ったら、次の2つで確かめます。
node -v
npm -v
Laravel Herd という選び方#
Mac か Windows なら、Laravel Herd というアプリを入れる方法もあります。PHP や Web サーバー(Nginx)など、Laravel の開発に要るものがひとまとめになっていて、画面で管理できます。Herd を入れると、php・composer・laravel・node・npm などのコマンドも使えるようになります。
Herd を使う方法は、インストールのページにまとめています。このコーナーでは、上のコマンドで入れた場合の手順で進めます。
エディタを用意する#
プログラムは、どのエディタで書いてもかまいません。公式ドキュメントは、次のものを紹介しています。
- VS Code や Cursor に、公式の「Laravel VS Code Extension」を入れる(コードの色分け・入力の補い・Artisan コマンドの呼び出しなどができる)
- Sublime Text や Zed にも、公式の拡張がある
迷ったら、VS Code と Laravel の拡張の組み合わせから始めるとよいでしょう。
次に読むページ#
公式ドキュメント(英語)
2026年10月5日時点の内容をもとに、日本語でまとめています。