はじめての方へ・ステップ 4 / 12
フォルダの中身を知る
laravel new で作ったプロジェクトに、どんなフォルダとファイルがあるかを説明します。メモ帳アプリでさわる場所も、ここで先に知っておきます。
memo-app フォルダを開くと、フォルダやファイルがたくさん並んでいて、最初はおどろくかもしれません。でも、Laravel では「何をどこに置くか」が決まっています。決まりを知っておけば、どこを見ればよいかすぐ分かります。このページで、それぞれの役目をざっと見ておきましょう。
いちばん上のフォルダ#
| フォルダ | 入っているもの |
|---|---|
app |
アプリの中心になるプログラム。ほとんどのクラスはここに置く |
bootstrap |
Laravel を起動する app.php と、速く動かすために Laravel が作るファイル |
config |
設定のファイル。どの設定にも説明のコメントが付いている |
database |
マイグレーション・ファクトリ・シーダー。SQLite のデータベースのファイルもここ |
public |
ブラウザから直接見える場所。すべてのリクエストの入口の index.php と、画像など |
resources |
ビュー(画面のひな形)と、まとめる前の CSS・JavaScript |
routes |
ルート(URL と処理の対応表) |
storage |
ログ、コンパイル済みの Blade、キャッシュなど、Laravel が作るファイル |
tests |
自動テストのプログラム |
vendor |
Composer が集めてきた部品(Laravel 本体もここ)。自分では書きかえない |
node_modules |
npm が集めてきた部品。自分では書きかえない |
補足
vendor と node_modules は、composer install と npm install でいつでも作り直せるフォルダです。中身を自分で直さないでください。
いちばん上のファイル#
| ファイル | 役目 |
|---|---|
.env |
環境ごとに変える設定(アプリの名前・デバッグ表示・データベースなど)。秘密の値も入るので公開しない |
.env.example |
.env の見本。ほかの人と共有するときは、こちらを渡す |
artisan |
php artisan … で動かす、Laravel のコマンドの入口 |
composer.json |
このアプリが使う PHP の部品の一覧 |
package.json |
このアプリが使う JavaScript の部品の一覧 |
vite.config.js |
CSS と JavaScript をまとめる道具(Vite)の設定 |
phpunit.xml |
テストの設定 |
AGENTS.md・CLAUDE.md |
AI のアシスタント(Claude Code など)に向けた説明書き |
app フォルダの中#
新しいプロジェクトの app フォルダには、最初は次の3つがあります。
| フォルダ | 入っているもの |
|---|---|
app/Http |
コントローラー(Controllers)など、リクエストを受けて処理するプログラム |
app/Models |
モデル(データベースの表とやりとりするクラス)。最初から User.php がある |
app/Providers |
サービスプロバイダ(アプリの起動のときに準備をする場所)。最初から AppServiceProvider.php がある |
ほかのフォルダ(メールの Mail、仕事の順番待ちの Jobs など)は、最初はありません。あとで php artisan make:… のコマンドでクラスを作ると、そのときに自動でできます。どんな make のコマンドがあるかは、次で一覧できます。
bash
php artisan list make
routes フォルダの中#
| ファイル | 書くもの |
|---|---|
routes/web.php |
ブラウザで開くページのルート。ふつうのアプリは、ほとんどここに書く |
routes/console.php |
自分で作るコマンドや、決まった時刻に動かす仕事 |
routes/web.php のルートには、セッション(アクセスをまたいで情報を覚えるしくみ)や CSRF 対策が自動でかかります。
このコーナーでさわる場所#
メモ帳アプリを作るのに使うのは、次の場所だけです。ほかの場所は、いまは気にしなくて大丈夫です。
| 場所 | このコーナーですること |
|---|---|
config/app.php |
時刻を日本時間にする(前のページで済ませた) |
routes/web.php |
URL と処理を結びつける |
resources/views/ |
画面のひな形(Blade)を書く |
database/migrations/ |
メモの表の作り方を書く |
app/Models/ |
メモのモデルを作る |
app/Http/Controllers/ |
メモのコントローラーを作る |
くわしい説明はフォルダ構成にまとめています。
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公式ドキュメント(英語)
2026年10月5日時点の内容をもとに、日本語でまとめています。